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<title>君と月夜の庭で</title>
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<description>大人の女性をターゲットにした、男性同士の恋愛をテーマにした小説を書いてみました。一部１８禁的表現を含む場合がございます。ＢＬに関心のない方、１８歳未満の方は、閲覧をご遠慮下さるようお願いいたします。</description>
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<title>－目次－</title>
<description> 林檎の花散る丘 【完結】Ｒ指定（１５禁、１８禁）人はひとをどれだけ愛せるのだろうか――。何かから逃れるように北の大地に辿り着いた鏡一と、林檎果樹園を経営する純朴な青年、宮川が出会い、互いに惹かれあう。本編一話から読む『林檎の花散る丘』目次へ 樹氷の森 【完結】】Ｒ指定（１５禁、１８禁）立花は、かつての親友、秋ヶ瀬に１０年ぶりに再会した。やむにやまれぬ事情で大金を必要とする立花に、新進画家となった秋ヶ瀬
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<![CDATA[ <span style="font-size:large;"><u><strong>林檎の花散る丘</strong></u></span></span> 【完結】<span style="font-size:x-small;">Ｒ指定（１５禁、１８禁）</span><br />人はひとをどれだけ愛せるのだろうか――。何かから逃れるように北の大地に辿り着いた鏡一と、林檎果樹園を経営する純朴な青年、宮川が出会い、互いに惹かれあう。<br /><a href="http://lily777inthegarden.blog94.fc2.com/blog-entry-4.html">本編一話から読む</a><br /><a href="http://lily777inthegarden.blog94.fc2.com/blog-entry-709.html">『林檎の花散る丘』目次へ</a><br /> <br /><span style="font-size:large;"><u><strong>樹氷の森</strong></u></span> 【完結】】<span style="font-size:x-small;">Ｒ指定（１５禁、１８禁）</span><br />立花は、かつての親友、秋ヶ瀬に１０年ぶりに再会した。やむにやまれぬ事情で大金を必要とする立花に、新進画家となった秋ヶ瀬が援助の代わりにある条件を突きつける。<br /><a href="http://lily777inthegarden.blog94.fc2.com/blog-entry-426.html">本編一話から読む</a><br /><a href="http://lily777inthegarden.blog94.fc2.com/blog-entry-710.html">『樹氷の森』目次へ</a><br /><br /><span style="font-size:large;"><u><strong>５分間だけ、目を閉じて</strong></u></span> 【完結】<span style="font-size:x-small;">Ｒ指定（１５禁、１８禁）</span><br />元気と体力が取り柄の新入り営業マン、坂上と、企画室長の通称『プリンス』、結城。反目しあう二人だが、坂上はある出来事を目撃してから結城のことが気になって…。<br /><a href="http://lily777inthegarden.blog94.fc2.com/blog-entry-90.html">本編一話から読む</a><br /><a href="http://lily777inthegarden.blog94.fc2.com/blog-entry-711.html">『５分間だけ、目を閉じて』目次へ</a><br /><br /><span style="font-size:large;"><u><strong>あなたのいない千の夜</strong></u></span> 【完結】<span style="font-size:x-small;">Ｒ指定（１５禁、１８禁）一部に不快な性表現</span><br />課長の沢村に、いつまでたっても心を開かない安藤。ふとしたことから安藤の性癖に気づいた沢村は、安藤の振る舞いに不安を募らせるが……。<br /><a href="http://lily777inthegarden.blog94.fc2.com/blog-entry-174.html">本編一話から読む</a><br /><a href="http://lily777inthegarden.blog94.fc2.com/blog-entry-712.html">『あなたのいない千の夜』目次へ</a><br /><br /><span style="font-size:large;"><u><strong>飯室圭太の恋愛事情</strong></u></span> 【完結】<span style="font-size:x-small;">Ｒ指定（１５禁、１８禁）</span><br />遊び人を自称していた飯室が、街で偶然会った若い男に恋をした。二度とは会えないと思っていた彼に思いがけない場所で再会した飯室は？<br /><a href="http://lily777inthegarden.blog94.fc2.com/blog-entry-415.html">本編一話から読む</a><br /><a href="http://lily777inthegarden.blog94.fc2.com/blog-entry-715.html">『飯室圭太の恋愛事情』目次へ</a><br /><br /><span style="font-size:large;"><u><strong>流れ星の行方</strong></u></span>【完結】<span style="font-size:x-small;">Ｒ指定（１８禁）</span><br />飯室に失恋し自暴自棄になっていた拓人が、かつて兄のように慕っていた小田と再会し癒されてゆく。ゆるやかに紡がれるセカンド・ラブストーリー。<br /><a href="http://lily777inthegarden.blog94.fc2.com/blog-entry-1143.html">本編一話から読む</a><br /><a href="http://lily777inthegarden.blog94.fc2.com/blog-entry-1182.html">『流れ星の行方』目次へ</a><br /><br /><span style="font-size:large;"><u><strong>凍える蝶</strong></u></span>　【完結】<span style="font-size:x-small;">Ｒ指定（１５禁、１８禁、２０禁）冒頭不快な暴力表現</span><br />「オレの丸ごとなんか、誰からも必要とされない」。失恋後に失業し、人生にも恋愛にも投げやりな幸哉が、自分の危機を救った男にある契約を持ちかけられる。<br /><a href="http://lily777inthegarden.blog94.fc2.com/blog-entry-141.html">本編一話から読む</a><br /><a href="http://lily777inthegarden.blog94.fc2.com/blog-entry-714.html">『凍える蝶』目次へ</a><br /><br /><span style="font-size:large;"><u><strong>エターナル・トライアングル</strong></u></span>　<span style="color:#3300ff">【休載中】</span><span style="font-size:x-small;">Ｒ指定（１８禁）</span><br />僕は君が好きで、君は彼が好き…。男子校を舞台に、同性愛の恋に悩み傷つく少年達とそれを取り巻く少女達の姿を描くＳＳシリーズ。<br /><a href="http://lily777inthegarden.blog94.fc2.com/blog-entry-851.html">本編一話から読む</a><br /><a href="http://lily777inthegarden.blog94.fc2.com/blog-entry-881.html">『エターナル・トライアングル』目次へ</a><br /><br /><span style="font-size:large;"><u><strong>東雲色の猫は笑う</strong></u></span>　<span style="color:#ff00cc">【連載中】</span><span style="font-size:x-small;">Ｒ指定（１８禁）</span><br />秋穂の営む古書店に、民俗学者、眞墨が猫を連れてやって来た。大人達の恋愛模様を縦糸に、妖猫のあやかし退治を横糸にした、騒々しい毎日。<br /><a href="http://lily777inthegarden.blog94.fc2.com/blog-entry-984.html">本編一話から読む</a><br /><a href="http://lily777inthegarden.blog94.fc2.com/blog-entry-985.html">『東雲色の猫は笑う』目次へ</a><br /><br /><span style="font-size:large;">＜ＳＳ・短編＞</span><span style="font-size:x-small;">Ｒ指定（１５禁、１８禁）</span><br />短い時間でさくっと読める、プチＢＬストーリーいろいろ（長編の主人公のＳＳは、それぞれのシリーズに収納されていますのでそちらからどうぞ。<br /><a href="http://lily777inthegarden.blog94.fc2.com/blog-entry-713.html">『ＳＳ・短編』目次へ</a> ]]>
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<dc:subject>★目次★</dc:subject>
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<title>東雲色の猫は笑う　７５</title>
<description> 　すぅちゃんは、多分今シロと寝たいなんて思っていない。それでも本当にシロを可哀想だと思って、決死の覚悟でまだ青さの残るその身体を差し出そうとしていた。　痛々しくて、愚かしくて、だからこそ崇高なすぅちゃんの純情に打ちのめされる思いだった。――こんな子供に、ここまで言わせて。俺は何をやってるんだ。　「すぅちゃん、本当にごめんね。こんなことをしておいて今さらだけど、すぅちゃんはすぅちゃんとして、そこにいる
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<![CDATA[ 　すぅちゃんは、多分今シロと寝たいなんて思っていない。それでも本当にシロを可哀想だと思って、決死の覚悟でまだ青さの残るその身体を差し出そうとしていた。<br />　痛々しくて、愚かしくて、だからこそ崇高なすぅちゃんの純情に打ちのめされる思いだった。<br />――こんな子供に、ここまで言わせて。俺は何をやってるんだ。　<br />「すぅちゃん、本当にごめんね。こんなことをしておいて今さらだけど、すぅちゃんはすぅちゃんとして、そこにいるだけで俺を救ってくれてるよ」<br />「……そんなこと言ってるけど、僕には何も感じないだけなんじゃないですか？」<br />抱えた膝の上に小さな顎を乗せて、すん、と鼻を鳴らす。上目遣いに見上げてくる赤くなった目が、どこか恨みがましい。自棄になった大人に奪われなかったことを喜ぶべきだと思うのに、どうやら自分に魅力がないんだろうと考えて複雑な気分でいるらしい。<br />　シロはやれやれと思って、苦笑を浮かべた。<br />「あのねえ。一目瞭然だと思うけど」<br />シロの視線に誘導されて、すぅちゃんはシロの下半身に視線を下ろした。カーゴパンツに包まれたシロの下肢の付け根が、通常より膨らんでいるのを知って、すぅちゃんは真っ赤になった。熟れたトマトのようになった顔を、立てた膝の上に伏せて隠す。中学生より物慣れない反応をするすぅちゃんに、シロは思わず声を出して笑っていた。<br />　笑うと同時に、息苦しいまでの怒りも、どす黒い情動も、憑き物が落ちたように霧散していった。<br />「シロヤギさんが辛いのって、やっぱり蘇芳さんのこと？」<br />「まあ、そうだねえ。俺がアキを好きだって、そんな見え見えかなあ？」<br />「見え見えですよ。気がつかないのは蘇芳さんぐらいだと思う」<br />「そっか。気がつかないのはアキだけかー……。すぅちゃんのお陰で、馬鹿なことしないで済んだ。ありがとね。相談相手にならないなんて思ってないよ。……それじゃあさ、甘えついでに俺の秘密聞いてくれる？」<br />シロの言葉にパッと顔を上げるすぅちゃんの様子が、野生の小動物を連想させた。<br />「俺さ、アキの死んだ兄ちゃんと寝たことあんだよね。大学卒業して、二年ぐらい経った頃さ」<br />これまで、誰にも話したことがない話だ。<br />「えっ……？」<br />「アキが結婚した直後のことだよ。最初からその女、これまでの女とは違うなって予感がしたんだよね。アキに食らいついて離しそうもなかったし。アキの就職先が決まってから再接近してきたのも計算高くて気にくわなかったんだけど、とにかく大人しそうに見えて我の強い女で、アキはあんなだからさ、強引な相手には押し切られちゃうんだ。案の定、流されるまま結婚。俺は打ちのめされてて、それを見たアキのお兄ちゃんが慰めてくれたってわけ」<br />――『辛いんだね？』<br />そう言って声を掛けてきた秋穂の三歳年上の兄、春佳のあの日の顔を今日まで忘れたことはない。<br />――『みっちゃんが秋穂をを好きだったことは知ってたよ』<br />春佳にそう言われたとき、シロは驚きのあまり何も答えられなかった。自分の気持ちを隠しきれているつもりでいたし、それを指摘したのが秋穂の兄であることに、ただひたすら驚愕していた。<br />――『大丈夫。みっちゃんは秋穂に言って欲しくないんだろう？　僕は誰にも言わないよ。ねえ、みっちゃん、僕がそうなのは知ってるよね。そんなに辛いのなら、僕のことを秋穂だと思って好きにしていいよ』<br />一度だけね。そう言って微笑んだ顔は、肌が粟立つほど美しかった。秋穂によく似て、小綺麗に整ってはいるものの華やかとは言い難い寂しげな容貌が、その瞬間、禍々しいほどの色香を放っていた。<br />　まるで魔物に引き寄せられるように、抗うことも思いつかず、シロは春佳とそのままホテルに行って朝まで帰らなかった。<br />「あれが俺の人生の中で一番凄いセックスだったと思う。何かもの凄く変わったことをしたってわけじゃないし、回数が多かったとか、一番感じたとか、そういうことでもない。でも、俺はギリギリのところまで行ったと思ったし、だからこそ、あんなことは一度で沢山だとも思った。あの人に溺れたら、俺はいつか死ぬような気がした。何でかな……上手く言えないけど、怖くなったんだよ。それにね、俺はそれまでいろんな子といっぱい寝てきたのに、ついにアキにも言えないことができたんだと思ったら、本当に自分はもう無垢ではなくなったんだと心底感じたんだ」<br />大きな瞳をまん丸にして、すぅちゃんは怖い話を聞きたくないけれど聞かずにはいられない子供のような怯えた顔をしていた。こんな話を幼さの残るこの子に聞かせることに、申し訳なさを感じたけれど、これを聞いて貰わないと、自分の本当の気持ちを伝えることができないと思った。<br />「俺の往生際の悪い片思いに同情して、体を投げ出してくれたのはすぅちゃんが初めてではないんだよ。昔それを受け取ってしまったことを、俺は今でも後悔してる。俺はハルちゃんと寝るべきではなかった。誰のためにもそれは間違ったことだった。そのことをきちんと詫びる前に、ハルちゃんは死んでしまったから、俺は永遠に罪を抱えたままだ。だからね、俺はすぅちゃんに同じことをしそうになって、すんでのところで踏みとどまれたことに、感謝してもし足りない気持ちなんだよ」<br /><br /><a href="http://lily777inthegarden.blog94.fc2.com/blog-entry-1265.html">＜次話へ</a>　　　<a href="http://lily777inthegarden.blog94.fc2.com/blog-entry-1264.html">前話へ＞</a><br /><br /><a href="http://novel.blogmura.com/novel_bl/" target="_blank"><img src="http://novel.blogmura.com/novel_bl/img/novel_bl80_15.gif" alt="" border="0" /></a><a href="http://blog.with2.net/link.php?881282" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-24.fc2.com/l/i/l/lily777inthegarden/banner_04_20080719200055.gif" alt="" border="0" /></a><br />　　　　↑　　　　　　　↑<br />ランキングに参加しています。お読みいただいたら、お手数ですがバナーをポチしていただけると嬉しいです。　<br /><a href="http://novel.blogmura.com/novel_bl/"><u>ブログ村ＢＬ小説</u></a>　<a href="http://blog.with2.net/link.php?881282"><u>人気ブログランキング</u></a><br />（携帯の方はコチラ押していただけると喜びます） ]]>
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<dc:subject>東雲色の猫は笑う</dc:subject>
<dc:date>2009-11-25T17:00:00+09:00</dc:date>
<dc:creator>りり　　　　　</dc:creator>
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<title>凍える蝶・番外『くちづけは薄荷の香り』１０（Ｒ１８）</title>
<description> ※１８禁です。性描写ですので、閲覧にはご注意下さい。　理玖に命じられて、四つん這いになって仰向けの恋人の顔を跨ぐ体位を取らされた。お互いに口淫し合うことができる体勢だ。やっと全てを脱いで生まれたままの姿になることを許されたけれど、これでは恥ずかしいことに変わりはない。幸哉は自分の格好を想像しないように努めて、いたたまれないほどの羞恥に耐えるために、目の前の行為に没頭しようとした。　どちらかといえば
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<![CDATA[ <span style="color:#cc0000">※１８禁です。性描写ですので、閲覧にはご注意下さい。</span><br /><br />　理玖に命じられて、四つん這いになって仰向けの恋人の顔を跨ぐ体位を取らされた。お互いに口淫し合うことができる体勢だ。やっと全てを脱いで生まれたままの姿になることを許されたけれど、これでは恥ずかしいことに変わりはない。幸哉は自分の格好を想像しないように努めて、いたたまれないほどの羞恥に耐えるために、目の前の行為に没頭しようとした。<br />　どちらかといえば口の小さめな幸哉には、理玖の屹立は持て余すほどに長大だった。<br />　少年だった頃、幸哉の上を通り過ぎていった男達には、喉を開いて銜える行為を強要されることも多かった。少年時代の幸哉の容貌には、男を相手にしたことがない男にも何かを催させるようなものがあったようだ。幸哉と二人きりになると、大抵の男の目の色が変わった。そういう相手に限って幸哉の性器に触れることはおろか、服さえ脱がせずにとにかく口か尻かどちらかに突っ込みたがった。<br />　そんな辛い記憶のためだろうか、幸哉は本来はフェラチオをすることが好きではなかった。<br />　だが、相手が理玖だと思えば、喉を圧する剛直さえも愛おしくてならなかった。いつしか幸哉は、理玖に対して腹を立てていたことも忘れ、顔の下にそびえ立つものに懸命に舌を絡めていた。同時に理玖は下から幸哉の欲望の徴を愛した。<br />　理玖の猛々しいものを見ると、いつでも気持ちよくしてあげたいという気持ちが自然に沸き上がってきて、口で愛撫を施すことにためらいを感じたことはなかった。<br />　その気持ちの中には、同じ行為を情熱的に幸哉に施してくれる理玖への返礼の気持ちもあった。だが、何より幸哉の体をそれこそ宝物のように大切に扱ってくれる恋人を信じているから、奉仕でさえ快感に変わるような心持ちに幸哉の方が変わっていったのだろう。<br />　ふと幸哉は、自分が施している愛撫を、理玖が模倣していることに気付いた。<br />――遊んでる？<br />幸哉の舌の動きを模して見せる恋人の余裕が憎らしい。幸哉は幹全体を舐め上げて唾液で濡らし、括れ目を舌先で擦った。裏の筋から鈴口の裏を丹念に舐る。すると、同じ動きを半拍もおかずに辿られる。まるで自分で自分のものを愛撫しているような不思議な感覚だった。<br />　先程まで弄ばれていた嚢の中の果実が堅くなり、ざわざわとした疼きを生じ始めていた。直接の刺激を受けた幸哉の芯が、恋人の口の中でビクビクと震え始めた。<br />　腰が逃げようとするたびに大きな手が幸哉の腰を引き戻す。そのうちに幸哉は、奉仕を続けることができなくなって、喘ぐばかりになった。<br />「や……ぁ……っ」<br />今にも弾けてしまうと思ったとき、理玖は幸哉の欲望から口を離した。休息を与えられて、幸哉は荒い息を付いた。<br />「窓を見ろ」<br />強すぎる快感のために、幸哉の瞳は半ば虚ろになっていた。言われるままに視線をベッドサイドの窓に向けた。<br />　透明な壁となっている一面のガラスは、夜の闇と部屋の灯りが作り出した巨大な鏡となって、絡み合う恋人達の全てを映し出していた。<br />　恋人の頭の両脇を跨いでいる自分の腿の隙間から、ガラスに映った恋人の顔が覗いている。<br />　ガラス越しに視線が合った。突き出した自分の尻の丸みと、猫のように這った淫猥な姿勢が目に入った途端、幸哉は目を瞑った。<br />　いつから理玖は、ガラスに映る二人を眺めていたのだろう。こんなはしたない姿を恋人の目に晒していたのだと思うと、目眩がしそうだった。<br />「目を開いてよく見ろ」<br />「嫌、だ……っ」<br />姿勢を崩そうとする幸哉を許さずに、がっしりと腰を抱え込まれた。<br />「快楽に我を忘れているときのお前は、とりわけ綺麗だ」<br />綺麗だなんて思えない。頑なに目を閉じて頭を横に振っていると、再び屹立を理玖に含まれた。飲み込まれてしまうほどに欲望を強く吸われ、幸哉は背中を反らした。<br />「……ひっ、あぁ……っ！　ダメッ、いっちゃう、いっ……」<br />容赦なく猛然と責め立てられる。幸哉は悶えながら放出の衝動に耐えていたが、ついに自分の分身の中を通って熱い塊が飛び出していくのを感じた。<br />　ドッと汗が噴き出し、力を失った身体が理玖の上に崩れた。理玖は幸哉の体を優しく仰向けに横たえ、顔が合うように乗り上がってきた。<br />　ベッドで理玖を見上げると、いつも世界が自分にのし掛かってくるような気分にさせられた。一種独特の寄る辺ない気分なのだが、理玖の下で卑小になることはむしろ幸哉を恍惚とさせた。<br />　汗一つかいた様子もない恋人が、その端麗な顔に微笑を浮かべながら、唇の端に残った白濁を舌先で舐めた。容貌にはそぐわない野蛮な仕草が、恋人を獲物に飛びかかろうとする刹那の肉食獣のように見せていた。<br /><br /><a href="http://lily777inthegarden.blog94.fc2.com/blog-entry-1266.html">＜次話へ</a>　　　<a href="http://lily777inthegarden.blog94.fc2.com/blog-entry-1262.html">前話へ＞</a><br /><br /><hr size="1" /><br />おっ……終わにゃかた……りくぅ～～～～（半泣<br />みなさま飽き飽きされてませんか？　されてますよね？　ろくじゅうきゅうなんか延々と書かんで話をさっさと進めろって感じじゃないでしょうか？！<br />ノロノロ運転ですみません×１０。。゛(ノ><)ノ ヒィ <br />つ、次で一旦Ｒ指定は解除されるんじゃないかと……てか一旦って何（滝汗<br /><br /><a href="http://novel.blogmura.com/novel_bl/" target="_blank"><img src="http://novel.blogmura.com/novel_bl/img/novel_bl80_15.gif" alt="" border="0" /></a><a href="http://blog.with2.net/link.php?881282" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-24.fc2.com/l/i/l/lily777inthegarden/banner_04_20080719200055.gif" alt="" border="0" /></a><br />　　　　↑　　　　　　　↑<br />ランキングに参加しています。お読みいただいたら、お手数ですがバナーをポチしていただけると嬉しいです。　<br /><a href="http://novel.blogmura.com/novel_bl/"><u>ブログ村ＢＬ小説</u></a>　<a href="http://blog.with2.net/link.php?881282"><u>人気ブログランキング</u></a><br />（携帯の方はコチラ押していただけると喜びます） ]]>
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<dc:subject>凍える蝶</dc:subject>
<dc:date>2009-11-24T17:00:00+09:00</dc:date>
<dc:creator>りり　　　　　</dc:creator>
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<title>メールフォームからご連絡いただきました方へのお返事</title>
<description> アンケート及びインタビューの申し込みメールを下さいましたＫさま、Ｔさまお名前念のため伏せましたので、お分かりいただけるか不安なのですが、メールにてご連絡下さいました件につきまして、記事欄からお返事させていただきますことお許し下さい。お問い合わせの件なのですが、特に考えもなしに趣味として書いているものですから、お答えするようなことが何もありません。ブログ小説の匿名性という部分にも惹かれてこの形で創作
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<![CDATA[ アンケート及びインタビューの申し込みメールを下さいましたＫさま、Ｔさま<br /><br /><br /><br />お名前念のため伏せましたので、お分かりいただけるか不安なのですが、<br />メールにてご連絡下さいました件につきまして、<br />記事欄からお返事させていただきますことお許し下さい。<br /><br />お問い合わせの件なのですが、特に考えもなしに趣味として書いているものですから、<br />お答えするようなことが何もありません。<br />ブログ小説の匿名性という部分にも惹かれてこの形で創作をしております都合上、<br />お問い合わせの件にはお応えできません。<br />お申し出にご協力できずに申し訳ないのですが、<br />悪しからずご了承下さいますようお願いいたします。<br /><br /><br /><br />　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　りり ]]>
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<dc:subject>メッセージ</dc:subject>
<dc:date>2009-11-24T12:18:07+09:00</dc:date>
<dc:creator>りり　　　　　</dc:creator>
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<title>東雲色の猫は笑う　７４</title>
<description> 　シロは、可憐な唇の隙間から強引に舌をねじ込み、奥深くまで差し入れてすぅちゃんの舌を翻弄した。じっと縮こまっている舌を吸い出し、けだものじみたキスを続けながら、細い体を撫で回す。　すぅちゃんの身体は固く強張っていた。尻を揉みしだき、ほっそりとした腿をさすっても、抵抗すらしようとしない。　気が済むまで甘い舌を弄んでから唇を離すと、「ぷはっ……！　っは……はぁっ……！」勢いよく息を吸い込んで激しくむせた。鼻
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<![CDATA[ 　シロは、可憐な唇の隙間から強引に舌をねじ込み、奥深くまで差し入れてすぅちゃんの舌を翻弄した。じっと縮こまっている舌を吸い出し、けだものじみたキスを続けながら、細い体を撫で回す。<br />　すぅちゃんの身体は固く強張っていた。尻を揉みしだき、ほっそりとした腿をさすっても、抵抗すらしようとしない。<br />　気が済むまで甘い舌を弄んでから唇を離すと、<br />「ぷはっ……！　っは……はぁっ……！」<br />勢いよく息を吸い込んで激しくむせた。鼻で息をすることも忘れていたのだろう。<br />　そこまで初心な相手を可哀想だと思う気持ちの余裕もなくして、シロは唇を歪めた。<br />「抵抗しないなら、最後までやっちゃうよ？」<br />答えが返って来ないのをいいことに、残酷な気分でＴシャツの裾を捲り上げる。<br />　少年と青年の狭間にある年頃特有の肉の薄い身体は、大人のプロポーションに子供の皮膚を纏っていた。ごつごつとした線がどこにもなく、ただ滑らかで震い付きたくなるほどに美しかった。<br />　白い肌の上に落ちた桃の花びらのような乳暈に、ごく小さな乳首はほとんど埋もれていた。清楚なその場所を、もっといやらしい形状に変えてやろうと思い、胸元に唇を寄せたその時、<br />「……シ……」<br />ほとんど息だけの声がした。シロはすぅちゃんの顔を見た。<br />　大きく瞠った瞳が、涙をいっぱいに湛えて今にもこぼれ落ちそうになっていた。<br />　シロは頭を殴られたような衝撃を受けた。涙に、ではない。涙を湛えた白目があまりにも綺麗な水色をしている、そのことに、息が止まる程のショックを受けた。<br />　すぅちゃんの目の濁り無さこそが、シロに組み敷かれている少年の幼さを示していた。<br />――俺は、何てことを。<br />大学生になっていても、１８歳を過ぎていても、自分の下にあるこの子はまだ子供だと思った。大人になりきっていない者の柔らかな優しさでもって、シロに同情を寄せてくれたというのに、その子の純情を利用して最悪の形で汚そうとしていたのだ。<br />「シロ…ヤ……さん……？」<br />言葉と一緒にすぅちゃんの身体の強張りが解けると、細い身体はガタガタと震え始めた。ついにすぅちゃんの歯が小さな音を立てて鳴り出すと、シロは体を起こし、すぅちゃんのＴシャツの裾を引き下げた。<br />「ごめんね……ほんと、ごめん」<br />シロから解放されると、すぅちゃんは上半身を起こして膝を抱え、手の甲でごしごしと目を擦った。<br />「君みたいな可愛い子が、俺みたいなろくでなしのところにこんな時間にやって来ちゃいけないよ」<br />「……シロヤギさんが、今もの凄く辛いなら、ぼっ……僕は、いいですよ」<br />すぅちゃんは、擦ったために赤くなった目をシロの方に向けた。<br />「ビックリしただけだから……。シロヤギさんがこんなことをしたいのは、きっと僕にじゃないんだろうけど、その人の代わりにしても、いいですよ」<br />そういう端からまた唇が震えだして、すぅちゃんはわななく身体を止めようとするかのように、自分で二の腕を抱きしめた。<br />「こんな震えるほど怖いくせに、何言ってんの、すぅちゃん」<br />「いいんです。だって、僕はお金もないから何かを買ってあげることもできないし、シロヤギさんの一回りも年下だから、相談相手にもならない」<br />拭いたばかりの目にまた涙がいっぱいに溜まり、朝露のようなそれが今度は頬に伝った。<br />「僕には他にシロヤギさんを慰めてあげる方法がない。蘇芳さんの代わりに僕ができることなんて、多分これしかないんだ」<br /><br /><a href="http://lily777inthegarden.blog94.fc2.com/blog-entry-1265.html">＜次話へ</a>　　　<a href="http://lily777inthegarden.blog94.fc2.com/blog-entry-1263.html">前話へ＞</a><br /><br /><a href="http://novel.blogmura.com/novel_bl/" target="_blank"><img src="http://novel.blogmura.com/novel_bl/img/novel_bl80_15.gif" alt="" border="0" /></a><a href="http://blog.with2.net/link.php?881282" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-24.fc2.com/l/i/l/lily777inthegarden/banner_04_20080719200055.gif" alt="" border="0" /></a><br />　　　　↑　　　　　　　↑<br />ランキングに参加しています。お読みいただいたら、お手数ですがバナーをポチしていただけると嬉しいです。　<br /><a href="http://novel.blogmura.com/novel_bl/"><u>ブログ村ＢＬ小説</u></a>　<a href="http://blog.with2.net/link.php?881282"><u>人気ブログランキング</u></a><br />（携帯の方はコチラ押していただけると喜びます） ]]>
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<dc:subject>東雲色の猫は笑う</dc:subject>
<dc:date>2009-11-23T17:00:00+09:00</dc:date>
<dc:creator>りり　　　　　</dc:creator>
<dc:publisher>FC2-BLOG</dc:publisher>
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